2022年(令和4年)12月議会で一般質問した内容になります。
目次
若者達の声を町政に
令和4年11月に地区懇談会が開催されました。
町民と共創する町づくりのために有意義な懇談会だったと思います。
懇談会参加者からは「地区懇談会に若い人たちが多く参加してもらえるように工夫してほしい。」という感想がありました。私もその点について同感です。
懇談会を終えての町長や担当課の所感と、今後の懇談会の頻度や工夫点をお伺いします。
若者達の声を聴き町政に反映させて行くことが今後の魅力ある町づくりのために必要不可欠だと思いますが、そんな中令和4年11月・12月に若者・女性のワークショップが開催されております。
開催の目的と意義、様子についてお知らせ願います。
町長答弁
「若者達の声を町政に届けることについて」にお答えします。
まず、地区懇談会につきましては、11月7日から10日までの4日間、町内4か所で開催し、109人の町民の皆様に参加いただき、貴重なご意見を伺いました。
懇談会を終えての所感としては、ようやく開催が実現して、町民の声を直接聴くことができ、ほっとしたところです。
今回は、町がテーマを定めての地区センター単位での開催となりましたが、今後はより小さな単位で地域ごとの声を聴く場も、随時設けてまいりたいと考えております。
具体的には、町がテーマを設けて開催するだけでなく、各地区センターが中心となって地区内の振興会や町内会に呼び掛け、地域からの要請に応じて、その地域から提示されたテーマや課題について話し合うために出向くことも一つの開催方法と考えております。
そうすることで、地域に密着した懇談につながり、若者を含めた各世代の地域住民が参加しやすくなるのではないかと考えております。
また、地域単位だけでなく「子育て」などテーマをより限定した懇談会も開催し、対象を若者や女性に限定してご意見を伺うことも必要と考えております。
次に、若者・女性を中心に開催している町民ワークショップについてですが、町民アンケートの結果や地区懇談会の参加状況などを考慮し、若者と女性がより活躍できるよう必要な施策を講じるため、直接ご意見を伺う機会としてワークショップを企画いたしました。
若者が参加したいと思ってもらえるような場にするためには、面白そうと感じることや自分たちで地域に必要な提言をつくり上げられるといった当事者意識を感じられる仕組みが必要であると考え、担当職員による現状と課題の説明を交えたワークショップとしております。
現在、全3回のうち2回目までが終了しましたが、「子育て支援」、「商工観光業」、「移住定住と住宅政策」の各分野とも、町内の情報が必要な対象に届いていないという課題意識や、それに対応するための様々なアイデア、特に、対話の場を多くするため必要な機能を充実させるといった考えが多く出されており、是非後期基本計画に反映させていきたいと考えております。
以上で、答弁を終わります。
答弁を聞いての所感
町長が兼ねてより、町民と語る会(懇談会)を行いたいという願いがあったので、コロナ禍が少し落ち着いた時期に開催することができて本当に良かったと思います。
今後は町民皆様の意思で、町内会単位や各団体毎の小さな単位で懇談会を開催できるようですので、「町民主体の町づくり」が推進していくことを嬉しく思います。
すでに町長と連絡をとって少人数での懇談会が行われています。
一戸町役場総務課に連絡して懇談会の希望を伝えれば調整していただけると思います。
話しやすい地域の議員に希望を伝え調整してもらうのも良いと思います。
また、政策企画課主催で町民ワークショップが開かれたことも有意義なことでした。
町民ワークショップ参加者のアイディアが一戸町総合計画に反映されるとのことで、町政への町民参画が以前より進んでいると思います。
今後も町民による町民のための町づくりとなるように、町民皆様が積極的に町政に興味を抱き共同参画してくださることを願っております。
一緒に魅力ある一戸町をつくっていきましょう。