経営者としてのポリシー(社員には優しく編)

起業して今年で12年になります。

最初の頃は試行錯誤でやってきましたが、経営歴10年を過ぎると、

会社を安定して運営していくためには、法則があるのではないかと思うようになりました。

会社としてのポリシー(経営理念、社訓については別のページで紹介していますが、

周りには公表していない私なりの経営者としてのポリシーについてご紹介します。

目次

人を大事にすること

人材という言葉があるように、人は会社にとって財産です。

働く社員が笑顔で元気でいないと、良いものを提供していくことは難しいと思います。

私が会社経営する上でのポリシーは何よりも人を大事にすることです。

働きやすい環境づくり

社員は、1日の中で、自分の多くの時間を会社で過ごします。

自分の人生の大切な時間を会社に預けてくださっていると思えば、

働きやすい環境づくりは経営者としての務めだと思います。

適材適所に配置し、前向きに働けるように環境を整えること…

(弊社では、社内の異動はあまり行いません。)

社員が目標に向かって主体的努力を行えるような環境を整えること…

子育て中の人も介護中の人も働けるように環境を整えること…

社員への接し方

基本、私は社員に対して怒ることはしません。

「怒りのエネルギーからはプラスのものは生まれない」と思っているし、

トラブルが起きたとしても、怒るよりは一緒に解決案を考えた方が良いと思っているからです。

私も含めて、どんな社員にも苦手なことや足りない点があります。

でも、「なんでこうなの?!」と不満に思ったり、責めたり、怒ったりするよりは、

あの社員は、ここが苦手なんだな〜と短所を把握して、周りでフォローした方が

良い社員集団になると思います。

もちろん、改善して欲しい点は伝えます。

自分の改善点は把握すること、自覚することは大事なことですからね。

私自身が「足りない部分もあるけど、周りから許されて働かせてもらっているんだな〜」と思いながら謙虚に仕事をすることが大切だと思っています。

そして社員一同が謙虚な気持ちで仕事をすることは、お客様にも伝わり良い影響をもたらすはずです。

目配り&信頼

仕事は基本、社員を信頼して任せます。

社員が不安だと言えば助けますし、うまくいかなかった時の責任は全て私が取る覚悟でやっています。

その他・・・

社員が笑顔で働けているか…

社員同士の人間関係のトラブルはないか…

本当に適材適所の配置になっているか、社員の良さを活かし、その良さを伸ばしていける配置

になっているか…

などを目配りしています。

思いやる。感謝する。

縁あって、この会社で働いてくださっている社員を大事にしたい、

最大限思いやりたいと、いつも思っています。

社員の誕生日に皆で祝い合うのもその表れです。プレゼント選びは私の楽しみでもあります。

日頃の働きに感謝して誕生日を祝います。

また、毎月、給料日になると、社員の皆さんが会社に捧げてくれた時間がわかり、

感謝の気持ちでいっぱいになります。

私が外出している間も、こんなに働いてくれたんだな〜と。

なるべく「ありがとう」という言葉を伝えよう、なるべくひとりひとりの話を聞こう、

と思っていますが、そこの部分は、まだまだ足りないかもしれません。

おわりに

私が経営する上で大事にしている「人」は社員に限ったことではありません。

会社でお付き合いをする業者さんも、人柄が良い方が担当している業者さんを選んでいます。

仕事上で関わる行政関係の方や医師等、こちらで選ぶこともできない方たちの中で、

時々、その態度に???と思うこともあります。

そして、特にハンディーキャップのあるメンバーが不当な扱いを受けたときは怒ります!!

私が年に数回怒るのは、そういう時のみです。笑。

基本、物事はシンプルに考えています。

自分が社員だったらどうか…

自分がお客だったらどうか…

社員が笑顔で元気だと、会社に活気が出てきます。

人を大事にすると魅力的な会社になると思っています。

その他…

経営者としてのポリシー(お金には厳しく編)

経営者としてのポリシー(攻守のバランス編)

経営者としてのポリシー(人間力を磨け編)

は、別記事でご紹介します^_^

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