【経営者の言魂】経営者の100の言葉より

私の本棚にあって、わりとパラパラとめくる「経営者の100の言葉」の中で、

私の心に響いた言葉を何個か紹介します。

目次

「人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱心に聞かなければならない」

アメリカ生まれの実業家デール・カーネギー氏の言葉。

ニューヨーク州のYMCA夜間学校で、弁論術講座を担当していたそうです。

話し方から始まった「デール・カーネギー・コース」は、受講者の潜在能力を開花させ、人間関係を良好に築くための成人教育の場として発展。

さらに「D・カーネギー研究所」を設立し、多くのビジネスマンや経営者に支持されました。

有名な著書は1963年に出版した「人を動かす」

他者を認める重要性を説き続けたカーネギー氏。

カーネギーによる人を説得する12原則

「議論をさける」

「誤りを指摘しない」

「誤りを認める」

「おだやかに話す」

「イエスと答えられる問題を選ぶ」

「しゃべらせる」

「思いつかせる」

「人の身になる」

「同情をもつ」

「美しい心情に呼びかける」

「演出を考える」

「対抗意識を刺激する」

☆「人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱心に聞かなければならない。」や12原則は、概ね「そうだそうだ!」と思えるのですが、

12原則の中の「誤りを指摘しない」というのは、私の議会活動中は難しく感じる原則です。誤りを指摘しないで説得する術を身につけていけたらと思いました。

真摯さはごまかせない

オーストリアのウィーン生まれの経営学者、ピーター・ドラッカー氏の言葉。

ドラッカー氏は「マネジメントの父」と称され、様々な分野で経営コンサルタントとして活躍。

経営関係の著書を30冊以上残しています。

☆仕事上、たくさんの人と関わったであろうドラッカー氏の人を見る目は鋭く確かだっただろうなと思います。

経営する上で「真摯さ」「人を見る目」は欠かせないと常々感じています。

アタマは低く、アンテナは高く

味の素創業者、鈴木三郎助氏の言葉。

☆この言葉、すごく好きです。

経営者、上に立つ者はこうでなくてはいけません。

志を立てた以上、迷わず一本の太い仕事をすればいい

トヨタグループ始祖、豊田佐吉氏の言葉。

☆悩むこと、壁にあたること、息切れすること、休むことがあっても、

最初の志を思い出して、前に進もうと勇気をもらえる言葉。

身を粉にするな、頭を粉にせよ。最悪の後には必ず最善がある。

日本マクドナルド創業者、藤田田氏の言葉。

食のグローバル化を志し、不景気はみな同じ条件に過ぎない、と言い訳を許さなかった彼の経営理念が滲み出た言葉。

☆コロナ禍の現在、共感する経営者は多いと思います。

経営のやり方は無限にあるし、ピンチはチャンスという言葉もあります。

時代や状況に合わせた、耐性のある経営を心がけていきたいと思います。

毎日が新しく毎日が門出である。

松下電器創業者、松下幸之助氏の言葉。

毎日、毎日を人生の門出として、94歳で他界するまで走り続けた松下氏の言葉。

思想家としても活躍した。

☆松下氏が設立した民間シンクタンク「PHP」。

“Peace and Happiness through Prosperity”という英語の頭文字をとったもので、松下氏の“繁栄によって平和と幸福を”という願いが込められています。

毎月発行される「PHP」冊子は夫が定期購読しています。

経営にも、町づくりにも理念や思想が重要だ と思う今日この頃、私も頻繁に目を通すようになりました。

「毎日が新しく、毎日が門出である。」素敵な言葉ですね。

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