【社員ブログ】<ねことおっさん2>ポチのこと その1

 まずはマリコさんから

遡ること10年ほど前、まだうちの子供たちが小さかったある日、娘がサバトラのメスの子猫を

連れてきたんですよ。(そのころはネコの柄も良くわかっていませんでした)

近所にやたら野良猫が集っている工房みたいなところがあって、そこからついてきちゃったみ

たいなんですが…。

その時はまだ「あ?、ネコ、かわいいね、ちゃんと面倒見なよ。」程度の、まああんまり関係

ないよというか、まあ娘がかわいがるならいいけどね、面倒かけないでね、おとう(父)はお

仕事忙しいからねハイハイ、的な感覚だったんですよ。

行方不明!

まあそれでもだんだん情が移り始めたあたりに、その子が行方不明になっちゃった。

朝早くから娘は半泣きだし、うひゃひゃ、まいったなあうーんと、実はかなり不機嫌ながら仕

方なく外に出て「おーい、マリコー」と近所を探しはじめると…。

おやおやと思う間もなくというやつで、100m位先からなんだか小さいかたまりがこっちへ

まっすぐ飛んでくるくらいの勢いで走って、このオッサンのふところに突っ込んできたんです

よお。

今考えると、まあむこうも迷子になって必死だったんでしょうね。

「ふにゃん、ふにゃん」と情けない声で鳴きながらこっちの顔をやたらとなめまくってくれ

ちゃって。

まあ、これでおっさんはすっかりマリコさんに参ってしまったと。

自分のその単純さが情けないくらいなんですけどね。

 ポチ登場

そうこうして、マリコさんをまさに猫かわいがりしているうちに、だんだん彼女もお年頃に

なってきて、そこにいよいよ現れたのが、ポチです!

ここでカミさんと娘に事実確認すると、どうもポチが先でマリコがあと、とかいうことなん

ですが、まあこの辺はおっさんも記憶があいまいで…

ともあれ私の中の物語では、お年頃のマリコに惹かれて、というか若さに目がくらんで、ポチ

がうちに居ついたということでして。

ポチというやつは

ポチはどうもそのころからウチの周辺に出没しだした茶白のオスでして、なかなかふてぶてし

いというか、味わい深いというか、いつの間にか偉そうにしているというかそんな感じのネコ

でした。

知らないうちに居間の前のウッドデッキでマリコと一緒に寝そべっていると思ったら、マリコ

のドライフードを当然の如く食べていて、それでもなんだかマリコは困った様子もなく寄添っ

ていたりなんかして。それで仕方なくもう一皿ドライフードを用意すると楚々として一緒に食

べているという、まあ何というか…。

二人で(二匹ですが)うちのソファーの一番いい場所を占拠するのも、ほんとアッという間でした。

親分肌

まあ全部家猫というわけでなく、夜は外に出していたんですがね。朝になると窓の外で、まあ

ネコですから「にゃー」と鳴く。でもね、それが「入れてください~」では全然なくて。

まあ「入れなさいっ!」って感じというか完全にそう聞こえる「にゃああ」なんですよこれ

が。

まあそう聞こえるお前が気弱なんだよと言われたらそれまでですが、まあホントに…。

とにかく堂々としたネコで、こいつは実に人間ぽいというか、自分がネコだとわかっていない

のか、こちらを図体だけデカくてにぶいネコと思っているのか、まあご本人(本ネコ)とじっく

り話し合ったことはなかったので定かではありませんが、なんにしてもBOSS的な風格は満点で

したね。

一応ネコですから、撫でられるとノドを鳴らしたり目をほそめたりはするんですが、それも

やっぱり、「よきにはからえ」とか「気持ちいいぞよ」とかそんな感じで。

 ボスのプライド

家の周囲の見回りも欠かしませんよ。そんなに大柄ではないんですが、まあネコの偉さの基準

とかいう顔のでかさはさすがで、歩き方も「のしのし、のしのし」的な。

時には遠征にも出るらしく、2,3日帰ってこないこともしょっちゅうでした。一応こっちは心

配でちょこちょこあちこち覗いてみたりはするんですが、見つかるわけもなく、しばらーくし

てとんでもない時間に、例の「入れなさいっ!」「開けなさいっ!」の「にゃああ」で。

こっちは娘やカミさんの手前、「したかないやつだ」とかいいながら、実はいそいそと戸を開

けに行って、内心気がせいているもんだから、段差踏み外してコケちゃったり…。

なんともはや。

時にはどっかのボスネコとやりあって向う傷負ってきたりもしましたけどね。でも全然ヘタレ

てない、「ふんっ!!」のかんじで、まあ私が奴の爪のアカを煎じて飲まなきゃいけないよう

な、そんな「ボス」でしたね。まあそんなケンカが最終的にはアダになって…なんですけれ

ど、そのあたりはまた

次回に。



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