【社員ブログ】<ねことおっさん1>映画「 ねことじいちゃん」礼賛

「ねことじいちゃん」

先日,映画「ねことじいちゃん」を観ました。

岩合光昭初監督作品、主演 立川志の輔、ベーコン(立派な主演ネコです)。

若いころから野生動物写真家として名を馳せ、このところでは「世界ネコ歩き」等々で、ネコ

といえば岩合さん、と言われるほどになったお方の初作品ですから、公開をずっと楽しみにし

ていました。

ネットの情報をさっと見て、2月22日公開と思い込み、休みを取る気満々でいたのでした

が、なんと2月の公開は仙台止まりで、盛岡にやってきたのはほぼ2ヵ月遅れの4月。

仙台まではさすがに…と思い、じりじりしながら待ちに待って、ようやく4月13日に観るこ

とができたのでした。

上映館は盛岡ピカデリー

この頃は映画といえば盛岡フォーラムという感じになっていたので、ピカデリーの、地下に降

りていく階段とか、ややそっけない感じの売店(失礼)とかが、かえって新鮮でした。普段は買

わないパンフレット(ずーっと、映画は観て感じるものだよ、グッズとかパンフレットなんか邪

道なんだよ!と偉そうに言っていたんですが)も、いそいそと購入し、カミさんにあきれられて

しまいました。

久しぶりの館内

シートがなんだかゴージャスになっていてビックリしたり、若干小さめのスクリーンも、この

映画にふさわしいかも、と、思ったり、なにしろ年甲斐もなくはしゃいでいると何でも自分に

都合の良いように解釈してしまうんですねえ。

一緒に観るお客さんはチラホラというくらいでしたが、全員がパンフレットを購入していて、

お連れ同士でニコニコ会話をしていて、「きっとこの人たちもみんなネコ飼っているんだろう

な~、ワクワクしてるんだろな~」とまったく勝手に解釈して、「なんたって、ネコ飼ってる

ひとはみんないい人に決まってるからな、よかったなあ」と幸せの妄想とニヤニヤはどこまで

もとまらない~。

さて本編は…

「いやあ、感動した!」とここはどこかの元首相の感じで…。解説にもなんにもならないんで

すが、「ねことじいちゃん」の日常と島の人々との交流が美しい風景と共に淡々と描かれてい

て、とにかくあらゆるシーンにネコ、ねこ、猫が必ず映り込んで(出演して)

いて、もうそれを見ているだけでこっちはすっかり癒されてしまうといった塩梅で、まあ幸せ

いっぱいでありましたね。

主演ネコの「ベーコン」の存在感

主演ネコの「ベーコン」の存在感が素晴らしく、見事な演技というか、その表情と動きの切り

取り方は、岩合さんだからできたんだろうなあ、とひたすらうなずくばかりでした。

相方の志の輔師匠との呼吸もぴったりでしたし、総勢で30数匹は登場する脇役ならぬ脇猫たち

がまた個性的でねえ、あなた。

その他の役者さん

その他の役者さんも、柴咲コウさん(猫好きで有名、ちなみに私は「県庁の星」のころからファ

ンであります。)や小林薫さんなど、わたしの好みにピッタリでしてね。

自然の美しさ

またカットごとの自然の美しさは、さすが写真家目線といいますか、「いよっ、岩合!」と声

をかけたくなるほどのものでしたし、例えば室内のほんのちょっとしたシーンにさりげなくネ

コグッズが配置されていたり、スタッフの方々のこだわりや猫好きあるある満載で、まあなん

ともしあわせなことでありました。

エンドロール

そしてエンドロール、登場した猫たちがすべてきちんとクレジットされていたのは最高にうれ

しかったですね。

できれば公開中にもう一度観たいという願いはかなわなかったけれど、それからずっと思い出

してはほっこりしている素敵な映画でした。DVDとかでたらきっと買っちゃうだろなー、商業

ベースには乗りたくないとか言いながら絶対買うなー、これは心の財産だからなーと何とか財

源をしぼり出す理屈を今から考えています。(笑)

さてそもそも

ペットといえば犬、とかたくなに思い込み、幼少期から飼った犬は数しれずと、しっかり犬派

だったわたしが、なぜここまで「ネコの人」になってしまい、

周りからも「康さんはネコの話しとけば、とりあえず機嫌いいから」とやや軽く扱われてしま

うほどに変容したのはいったい何故か…。

別にみんな知りたくないかもなあ、とは思いますが、まずよろしくおつきあいください。

遡ることほぼ10年前、一匹の猫との出会いが「ねこのおっさん」誕生のはじまりでした…。



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