なぜ奥中山高原(株)のことばかり一般質問するの?

最近、私が応援する同期議員の小野寺よしのりさんの後援会活動のため、一戸町の町中に行く機会が増えました。

町で会う数人の方から、「なぜ、山舘さんは、奥中山高原(株)のことばかり一般質問をするの?」という質問を受けました。

「山舘さんは、奥中山地区の住人なので、奥中山高原(株)のことばかり質問しているのかもしれないが、他に質問することはないのか。」というニュアンスに感じました。

Facebookでも少し触れましたが、奥中山高原(株)の経営問題については、2年以上も一般質問をしてきました。

町長から、社員や町民の皆様が納得できる形での説明や解決があれば、ここまで長く同じ質問を行ったりしません。

議会での質問に対する町長の答弁は、いつも社員や町民の皆様に不誠実だと感じていました(答弁内容は過去のブログ記事や、議会だより、一戸町HPの議会一般質問録画内容からもご覧になれます)。

また、会社の経営者として、適切な経営判断を行っていない、問題を放置している。とも感じていました。

何より、同じ質問(町民皆様の代弁としての質問)を、このように長く受け続けるということは、「町民の皆様の声に耳を傾けていない」表れです。

そして、奥中山高原(株)は、一戸町にとって大切な観光資源であり、唯一の観光会社なのです。

当法人の事業目的は、「町民の福利厚生施設」「町民の雇用の場」ですが、その事業目的も適切に果たせてない実情があるので、一般質問をし続けております。

私のポリシー

私が議会活動を行う中で、常に頭の中にあるのが、

【弱い立場の人達が苦しんでいないか】ということです。

そして、私の理念であり願いの一つである

【誰ひとり取り残されず、ひとりひとり、かけがえのない存在として輝ける町】

に、奥中山高原(株)の問題は反しているのです。

また、【町民皆様の税金は大切に使う】

ということにも反しています。

つまり、奥中山高原(株)は、

社員さん(一戸町民も多くいます)が大切にされていない実態があり

町民の税金が大切にされていない実態もあります。

奥中山高原(株)経営問題の要約

県内でも評判の悪い前社長を、現町長が独断で連れてきた

前社長K氏は、前任のIGRいわて銀河鉄道、その前の県の職員だった頃も評判が悪く、一戸町の幹部職員たちも、社長就任に対して猛反対したと聞いています。

独断で、というと議会も通った話だからおかしくないですか?と言われるかもしれません。しかし、表面上は第三セクターで株式会社という形をとっているので、人事決定は取締役会で行われます。

町民の代表である現町長が、町民や役場職員の意向をしっかり聴いていないことが問題です。

前社長が就任1年で、コロナ禍とは関係なく大赤字(4200万円)を出した。議会で辞任要求したにもかかわらず、現町長が続投させたこと。

(今期6月末時点 累積赤字額1億954万円、債務超過額5944万円、借入金残高7950万円←令和3年9月議会報告)

前社長就任前は多くても400万円程だった赤字が、前社長が就任してから、なんと1期で4200万円まで赤字が膨れ上がりました。

前社長の経費の無駄遣い(自身のタクシー利用費、営業活動費と称した旅費・飲食費、懇意にしている会社への広告費等)

社員さんが、頑張っても頑張っても、上に立つ人がお金の使い方を間違っていれば、会社は傾くばかりです。

前社長は「議員達がうるさいから辞める」と社員さん達に言い残して辞任しましたが、2期2年務める中で、累積赤字が1億近くになり、コロナ禍も相まって、膨大な累積赤字となりました。

前社長は、「私は観光振興に来たのであって経営をしにきたのではない。」と産業建設常任委員会での視察時に明言されており、経営のいろはのわからない方です。

そういう人を、町にとって大事な観光会社の社長に据え、問題が生じても続投させた現町長の任命責任は重大だと思います。

町民に損害を与えていること。

町民が大株主(資本の99%)の会社なので、町民の皆様は自覚がないかもしれませんが、大損害を与えられています。

第三セクター奥中山高原(株)の5000万円強の資本金の99%は町の税金であり、現在、債務超過で資本欠損を起こしている状態です。

民間の会社なら倒産と等しい状態です。

現町長は「公費(税金)は投入しない。」と言いますが、今のままでは、あと何ヶ月会社がもつかわかりません。

資金ショートを起こせば、会社は倒産します。

奥中山高原(株)が存続できなくなるか、存続させるならば町民から出資を募る、あるいは公費投入するしかなくなり、町民皆様が痛みを伴うことになるのです。

このような収支状態になるまで適切な経営判断を行わず放置した、現町長の責任は重大だと思います。

当法人の7,950万円の借入金の個人連帯保証人に現町長になっていることも問題です。

地方公共団体の首長が借入金の個人連帯保証人になるのは、総務省の通達では望ましくないとされています

会社が倒産した時に私人として返す能力がなくても、町長という肩書きを担保にして貸し借りしていることにもなります。

そこのところは金融機関にも物申したいところです。

ひとりの私人が7,950万円の連帯保証人になることは、私の身近な人であれば必死で止めます。心から心配だからです。現町長の身近な方達にも、現町長のことが心配ならば是非止めて頂きたいのです。

社員さんが苦しんでいること

前社長が就任した頃から、当法人の人事体制もおかしくなりました。

自分の気に入るメンバーだけを可愛がり、それ以外の職員のいうことは聞かない。

また「これはおかしいのでは?」と声を上げる職員には、パワハラも行われていました。

その結果、泣く泣く辞めることになった職員さんもいます。

(その方は、気軽に語ろう会にも参加くださり、実態を知らせてくれました。)

現在は、現町長が社長兼会長として在任していますが、

前社長の後任の総支配人、そして、総支配人が連れてきたS町からの職員が重要ポストに配置されています(もちろん給料も、元々いた職員より高い)。

現町長は「S町の職員には特別な力がある。」と言っていましたが、

お客様がたくさん来られる連休時などでも総支配人とS町から来た職員がまとまって休みを取りゴルフに行く等、とても、会社をまとめる立場の人たちがやることとは思えません。

会社の人事にも問題があると思います。

何より、会社の現状に不満や不安を持っている社員さん達の声を現町長が直接聴かないのが問題です。

議会で何回も「社員さん達の声を聴いてほしい」と伝えているのに、その度に、

「聴きに行く時間がない。」「人事や社員の話を聴くのは総支配人に任せている。」という答弁。

まず、自分が社長兼会長の会社で町内にある会社なのに、「聴きにいく時間がない。」はお話になりません。他の市町村や県外に出張に行く時間はあるのに何故でしょうか?

また、総支配人に対する不満が多々あるのに「話を聞くのは総支配人に任せている。」は酷いと思います。社員の皆さんの気持ちに寄り添っていない表れです。

どういう奥中山高原(株)になってほしいのか

町民皆様の力と知恵をお借りして、町民の福利厚生施設としてよみがえらせる。

1億円越えの累積赤字と、7950万円の借入金。合わせると、約2億円の負債があるわけです。正常な経営に持っていくには並大抵のことではありません。

町長選立候補予定者の小野寺よしのり氏は、

町民から、またクラウドファンディングでも出資を募り、経営改善を図りたいとのことです。

また、グリーンシーズンのスポーツ合宿誘致や、リモートワークのワーキングスペースとしての利用も考えたいと発言されています。

町民皆様からは、「一戸町民中心のスタッフで運営をしてほしい。」「町民がゆっくりできる保養施設にしてくれればそれでいい。」「キャンプ場を作ってほしい。」「建物の修繕をしっかり行なってほしい。」等の意見をいただいています。

町内人財を積極的に登用する。

前社長が独断の人事を行い、現在もS町中心の人事。当たり前ですが、元々の社員さん達は不満を感じますし、職場の雰囲気も悪くなります。

そういう雰囲気のせいで、お客様離れも起こっている状態です。

「新しい社員が、地元客の顔を知らないので挨拶もろくにない。」と愚痴をいう地域の方もおります。

民間会社の感覚で経営を行う。

通常の会社なら作られるであろう「経営改善計画」や「長期借入金返済計画書」が期日になってもできてこないことが続いていました。

民間の会社なら考えられません。

そういう当たり前のことをやってこなかったので倒産に等しい経営実態になってしまったのです。

月次決算を適切に行いながら、身の丈にあった経営を行っていくことを望みます。

おわりに

会社の経営者(当法人は現町長が社長兼会長)は適切な経営判断が必要なのですが、負債が2億円近く(累積赤字+借入金)になっているのですから、危機感を感じて適切かつ迅速な経営判断を行わなければいけません。

議会の一般質問で約2年以上にわたって、私や小野寺よしのり氏中心に問題提起してきましたが一向に解決しません。

それどころか、累積赤字は増え続けています。

町民の方々からは、

「もっと税金を大事にして! 町民が大株主だ!」

「もっと一戸町民を大事にして!」

「こんな経営では道の駅もどうなるのか心配!」

「スピード感をもって解決を!」

という声が届いています。

私の中での結論は、これだけ議会で提言しても解決をせず、あげくの果てには、

「奥中山高原(株)の赤字で、町の財政は破綻しない!」という発言をしている現町長は、町のトップとしても、会社の経営者としてもふさわしくないと判断しております。

すでに町民皆様の税金を大事に使えていない、そして、一戸町民中心の昔から働いておられる社員さんが大事にされていない現状があるのですから、

まずは、そのことに対する現町長からの誠意ある謝罪を求めます。

そして、何年経っても問題が解決しない現状を見ると、経営者の変更も必要だと強く感じます。

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